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彗星の撮影、何が面倒くさいと言って、じっとしていない事。
星雲、星団は決まった場所にあるので、APTのPointCraftでGoTo++しちゃえば、全自動で赤道儀を動かして撮影、プレートソルビングして写っている位置を取得、目標位置からのズレを補正するってのを繰り返してくれて真ん中に導入できる。
これはObject Browserに天体の赤経・赤緯を登録してあるから出来るのだけど、彗星は移動するので、その時の赤経・赤緯が必要で事前に登録できるワケではないってのが面倒くさい原因。
そこでGoTo++の赤経・赤緯をステラナビゲータからコピってペーストしようとしたんだけど、文字化けでうまく貼り付けられず、仕方がないので赤経・赤緯を記憶して入力していたのだけど、あれこれやってたら解決。
コピーは、Ctrl+Cでも右クリックメニューのコピーでもいいんだけど、ペーストはCtrl+Vではダメで右クリックメニューから貼り付けすれば文字化けしない。
Ctrl+Vと貼り付けなんて同じだろうと思ったけど、違うらしい。Ctrl+Vはクリップボードの内容をそのまま貼り付け、メニューの「貼り付け」はクリップボードの中身のテキストを貼り付けるって違いらしい。
ステラナビゲータでコピった時に余計な制御コードとかも含まれているって事なんだと思うけど、見た目は分からない。
つーワケで、1週間くらいあれこれ試行錯誤してたけど、これで彗星を真ん中に簡単に導入できるようになったと思う。
#1~#3でアレコレやってみて、#4で課題解決した動画になってます。
久しぶりに ATOMCAM2で流星撮影。
2:50~4:30で25個くらい流れていたので、結構多め。でもペルセ群っぽいのは数個しか無さそうなので散在流星が多かったってことっぽい。
動画中のオマケで言ってる AUTO.cmd はこんな感じ
-----<ここから>-----
REM 昨夜の日付
SET /a yyyymmdd=%DATE:/=% - 1
FOR /l %%i in (17, 1, 23) DO (
.¥atomcam.py -d yyyymmdd -h %%i
)
REM 今朝の日付
SET /a yyyymmdd=%DATE:/=%
FOR /l %%i in (0, 1, 6) DO (
.¥atomcam.py -d yyyymmdd -h 0%%i
)
-----<ここまで>-----
全部半角で。.¥atomcam の行はタブでインデントしてあります(インデントしなくても動作するけど)
REM はコメント文
SET は右辺を左辺に代入。/a をつけると右辺を数式として評価(計算)
%DATE%は日付が入ったシステム変数で 2023/08/06 みたいに "/"で区切られているので :/= をつけて"/"を除去
FOR文は /l でループ処理 in で 開始値, 増分, 終了値を指定 ループのインデクスが%%i
って感じです。(コマンドプロンプトを詳しい訳でもないので、ググりながら作りました)
梅雨で撮影出来ないので、以前撮影した銀河を再処理してみようかと思っていたのだけど、それは置いといて、タイムラプスを再処理してみることにした。
手順としては
1. Sequatorでスタック
2. Davinci ResolveでColor grading
3. FullHD を 4K にUpscale
って感じ。スタックした静止画をタイムラプスにするのは、以前はSiriusCompを使っていたけれど、Davinci Resolveに結果フォルダを放り込む方式にした。
SiriusCompは明比較合成のついでにタイムラプスを生成してくれるけど、それなりに時間かかるのに対して、Davinci Resolveに静止画格納フォルダを取り込む場合は、1~2秒で済む。取り込んだらタイムラプスになってるって感じ。
で、一番のキモはColor Grading。一番効くのは「かすみの除去」。次に効くのが「フリッカー除去」。で、「ノイズ除去」。これらは無償版では制限されている機能だけど、諸般の事情で制限解除したので、やりたい放題やってみた。
結構、いい感じになったと思います (^o^)
※どこで撮影したのかは来週解答動画にしようと思います (^^;
なんかビミョーに隠微なタイトルになっちゃってるけど、鞠智城にATOM CAM2を持ってっただけ
でも、モバイルルーターとか持ってないんですよ、実はw
ATOM CAM2はWiFi接続したスマホで操作したり撮影状況を確認したりするので WiFiがないと使えないんだけど、実は起動しちゃえばWiFiが切れてもSDカードへのローカル記録は続行してくれてるっぽいので、確認してみました
自宅でモバイルバッテリーに接続してスマホからOnにした状態で搬送~現地設置~回収って流れな訳です
WiFiが無い状態だとATOM CAM2のステータスLEDは青と黄色を交互に点滅してました。この時、スマホアプリから見ると切断状態になってます(Offではなく切断)。なのでモチロンどこを写してるか確認できません
なのであらかじめ自宅でどのくらいの範囲を写っているかを確認しておいて、現地では勘で設置する必要がありますw
と、クラウドにUpしようとして落ちたりしないように、念のために動体検知保存はOffにしておきました(ってか自宅でも常時Offでクラウドには記録しないようにしてるだけ)
ちょっと心配してたのは、一定時間で生存確認を行って、ある程度の時間で録画がタイムアウトしちゃうんぢゃないか?って事だったのですが8時間くらいでは大丈夫でした(おそらく生存確認してない)
と、モバイルバッテリですがこれはかなり持ちますね。74WHのやや大きめのバッテリを使いましたが、8時間で30%くらい減っただけ(モバイルバッテリの残量表示はあてにならないけど、これくらなら余裕で大丈夫って感じはします)
と、もう一つ、暗い場所だと星が沢山写ったりするの?(本当は暗い流星も写るかどうか確認したいのだけど)
自宅だとこんな感じ
鞠智城だとバックが黒いですね~
でも星の写り方は大差ない感じ。一眼レフのタイムラプスみたいに暗い場所だと星がいっぱいだぁ!な~んて事はないようです。まぁ15fpsで撮ってるから、そんなに暗い星が写る訳ないですよね
暗い流星については、2台用意して同じ流星がどう写ってるかを比較しないとダメだと思いますが、そこまで出来ないのでざっとした感想としては写る流星は変わらずって感じ
星と同じである程度以上の明るさがないと空が暗くても無理ぢゃね?って気がします
ってな訳で、鞠智城で撮った、ふたご座流星群残党
山へ撮影に行くときも、ATOM CAM2は自宅で留守番してて貰った方がいいかな?流星の写りは変わらないみたいな気がするし、自宅周辺の雲の様子が出先で見れるしね (^o^;
2.5倍も価格差があったんぢゃ、日本の代理店から買う理由は無いですよねぇ(サポートも期待できないしね)
Amazonではめちゃんこ強気設定なのが謎
これまで赤道儀に付属してた4Pモジュラーの旧型ハンドコントローラを使いつつ、USBになった新型をネットオークションで落札して予備機にしていたのですが、8年使ってたら、いよいよダメっぽいです。
ボタンの接触不良は掃除しても短期間しか復活しないし、動作不安定な感じもするので引退してもらって、これまで予備機にして保管してたモノと交換。
予備機が無くなったので、AliExpで買ってみました。
例の薄汚いビニール袋に入って1週間で到着。これ国内代理店から買うより速いかも知れないですよね (^o^;
初期状態は経緯台、英語になってるはずなので、超久しぶりに CFM使ってファーム更新しました。
CFM、Javaなので、JavaVM必要でした... 今更 JavaVMをインストールしなきゃいけないとは(javaのサポートは延長されたらしいけど)...
で、動画のように更新して、無事無問題で使用できることが確認できました。
これも、USB2.0 mini-bで、いかにも古さが隠し切れないけど、セレストロンが新製品を出す気配もないし、いつまでAVXを継続させるのかなぁ?
望遠鏡は中華メーカーが元気なので、今後は赤道儀も中華メーカー製が出回るのかも... ZWOは出したけど、SVBONYとかも出すかも。
最近、ATOM CAM2で流星撮って遊んでますが、次はふたご座流星群が気になりますね
12/14極大みたいなので、撮り続けて、どう変化するか?を確認するのも面白そうです
これまでに撮ってきた ATOM CAM2関連動画まとめてみました
こんなに安価なのに流星撮影では最強ぢゃね?と思っちゃいました。SDカードもお忘れなく (^o^)
しし座流星群、タイムラプスとATOM CAM2で撮りましたが、どうやって撮ったか動画です
ASI385MCは附属レンズで撮りましたが、ATM CAM2より画角が広かったので、ちょっとだけ狭くなりそうなものも買ってみました
添付は2.5mm 2.8mmだと大差無さそうですが、4mmや5mmはかなり狭く、3mmは見つからなかったのでコレで試してみたいと思います
カメラの同架は、長いアルカスイスプレートを使いましたが、中央ネジで三脚に固定しようとしたら、届かなかったので、
穴径変換を上下からねじ込んで無理やり届くようにしました... (アルカスイスクランプを使うのが面倒だったので)
これを使って延長させた方が良さそうですね...
ATOM CAM2での流星検出は、 Meteor-Detect を使用させて頂きましたが、これ便利ですね~
月は滅多に撮らない(そもそもあまり興味がない)けど、満月期で動画ネタが無かったので皆既月食撮ってみました。
皆既月食と天王星食の様子を画面中央固定でタイムラプスにしてみようと思ったのですが、
1. 月は恒星と速度が違う(恒星追尾だったら、ちょっとずつズレるはず)
2. 皆既月食ってシャレにならないくらい明るさが変わる。欠ける前に合わせて撮ると皆既中は写らないし皆既中に合わせると皆既後真っ白になる
3. 天王星は6等級なので、月と一緒に撮る露出時間が分からない
ってな感じで色々と謎だったので
1. 赤道儀の月追尾を事前に試してみる
2. 露出時間オートにしたら月ってどう写る?
とかを前日に実写確認。結果、
1. 月追尾でもそこそこズレる(恒星追尾でもオートガイドしないと1分くらいで星が伸びちゃうくらいの精度だから止む無し)
2. Sharpcapで露出時間オートは全然ダメ(白飛び)。月を強拡大すればいけるかもだけど、それは追尾精度的に無理
って事が判明したので
1. 月追尾モードで撮るけど、結果をDavinci Resovleで位置補正。なので月の位置はたまに手動で補正必要
2. 露出時間は画面見ながら適宜手動調整
って方針で撮りました。
ちょっと月の位置補正やりすぎちゃったので、細切れにして10個くらいのクリップにして位置補正して動画化しましたが、かな~り面倒くさい家内制手工業だったので、もういいかな... って感じ (^^;
月食全体を撮るより天王星食にフォーカスしてリッチークレチアンで撮った方が良かったかもと思っちゃいました...
県北部は晴れそうだったので、1時間で2対象だけ撮ってさっさと帰る予定で鞠智城。
着いたら風が結構強かったので、銅像の影に設営。で遠方の山でピント合わせてフラット撮ろうとしたら、ハンドコントローラを操作しないのに勝手に赤道儀が回転しちゃう怪奇現象。
怪奇なんだけど、思い当たる事があって、それはフェザータッチ化。
反応悪すぎなハンドコントローラのボタン部分にアルミ箔テープを貼ってフェザータッチ化に成功したんだけど、アルミ箔テープの粘着力、弱そうな雰囲気で使ってるうちに剥がれてきて勝手に接触しちゃうかも?と思ってたんだけど、それが現実のものになったっぽい。
なのでハンドコントローラを開腹してアルミ箔テープを剥がそうとしたら、ドライバが太すぎてネジ外せず (-_-;
しょうがないので、一度機材を片づけてドライバー探し。電気屋行ったら無かったけど、百均で発見。鞠智城だから菊池市まで車で10分もかからずに着くので助かった。これがガチ山だったら諦めて帰るしかなかったところ。
で、百均の駐車場で怪しい処置を行って鞠智城へトンボ帰り。無事、赤道儀は動作しました (^o^;
でも、なんか薄雲あるようで眠たい空。4等星が見えないくらい。星はキラキラせず止まって見えるので春の空っぽい。なので、急遽ちっちゃい銀河祭りを開催。
Stephan's Quintet, 2022/10/23.4672, 85*60s, 20cm F8 RC + x0.75RD, ASI294MCP(Gain=390, bin=1, Temp=0), No Crop
Arp331, 2022/10/23.5547, 53*60s, 20cm F8 RC + x0.75RD, ASI294MCP(Gain=390, bin=1, Temp=0), No Crop
Arp273, 2022/10/23.6015, 60*60s, 20cm F8 RC + x0.75RD, ASI294MCP(Gain=390, bin=1, Temp=0), No Crop
ステファンの5つ子銀河撮ってた時、ハンドコントローラ事案の影響で50枚くらい撮ったところで子午線越えちゃったので撮影を中止して再度 GoTo++で導入しようとしたんだけど、これがうまく行かなかった。
うまく導入出来ないし、妙に星が流れるし... どうも誰かが子午線反転を誤認してるっぽい感じ。誰が犯人か不明。赤道儀(AdvancedVX)なのか赤道儀制御プログラム(CPWI)なのか撮影ソフト(APT)なのか...
子午線を超えて撮影するのは、とりあえず避けるが吉。おまけにカメラの取り付けがダメなのか反転後画像をスタックしたら、周辺が伸びちゃうし (-_-;
この問題は根が深そうな気がする...
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